第6回:投資初心者におすすめの証券会社の選び方


今回は、初心者の方におすすめする証券会社を紹介します。

※証券会社の開設は、知人から紹介を受ける、ポイントサイトなどを経由するとポイント獲得やキャッシュバックが得られる場合があります。


おすすめの証券会社は、ネット証券のみになります。


理由は、手数料の安さと使いやすさです。



今回紹介する証券会社は、個人的に実際に使用しているものです。


そんなに深く使い込んでいないので、他の紹介サイトよりは物足りなくなるところだと思います。


しかし、口座開設前、直後の初心者の方にはちょうどよいのではと思います。




深く使い込んだ方が投資に勝てるというわけではありません


証券会社を使いこなすよりも、証券会社選びってそれほど悩む必要がないということを知って欲しいです。




私自身、ペイオフが始まるということで、口座をたくさん作ったのですが、現在は3つの証券会社に集約されました。


証券会社の保有商品については、ペイオフは関係なかったみたいですが(;^_^A




正直、あまり口座を分けると手間がかかる面も大きいです。


しかし、証券会社ごとの情報発信が異なるので、複数持っていて良かったと思う面も大きいです。




私が持っている証券会社について、投資額ランキングをすると次の通りになります。



1位:マネックス証券

米国株の取り引きが使いやすいから


2位:SBI証券

NISA口座作ってしまったから


3位:楽天証券

好きなファンドマネージャーが運用している投資信託があるから





初心者の方におすすめ順にランキングすると、次の通りになります。


1位:SBI証券

ネット証券最大手であり、取扱商品の幅も広く、手数料も常に最安値をいっているので、初心者の方には安心できる選択だと思います。


2位:楽天証券

楽天ポイントユーザーには、おすすめだと思います。昔から使っている人には、ポイントの改悪などにより魅力は少なくなってきましたが。サービス的には、SBI証券より、良いのではないかと思っています。


3位:マネックス証券

米国株に力をいれている証券会社です。利用者とのコミュニケーションを3つの中では一番大切にしているような感じを受けます。3位にしていますが、初心者向けの商品の扱いは十分です。




SBI証券は、業界No1の安心感があります。


楽天証券とマネックス証券は、SBI証券に勝とうと工夫してくる点に面白さを感じます。



それぞれの証券会社について、知っていることを説明したいと思います。


情報としては、偏りがあると思いますので、その他の紹介サイトを2,3個見てみてください。


YouTubeでも、多くの動画があります。







SBI証券


SBI証券は、ネット証券最大手です。


商品数が多く、手数料も安く、さまざまな投資ツールも充実しています。


1つだけしか口座を開設してはいけないといわれたら、一番無難な選択となる証券会社だと思います。


私もNISA口座は一つしか作れないので、SBI証券で作りました。



<メリット>

・取扱商品が多い

・外国株について、取り扱っている国数も多い

・手数料が安い

・住信SBIネット銀行、SBI新生銀行などとの連携がしやすい

・金融全体のサービスを網羅しているグループ



<デメリット>

・商品数やサービスが多すぎて、いつも使う商品やサービス以外に何があるかわかりにくい

・顧客とのコミュニケーションが、楽天証券やマネックス証券などに比べ少ない、もしくは地味に感じる

・外国口座からドルを円に戻すときの方法に苦労しました







楽天証券


楽天証券も、SBI証券と同様業界大手です。


商品とサービスが充実しています。


手数料も安いです。


楽天ポイントをためている人であれば、一番の選択肢になるかもしれません。


私は、最近は、楽天証券でしか購入できない投資信託を保有するぐらいの取り引きしかしていません。


外国口座にも力を入れているようですが、使いやすいかどうかはわかりません。



<メリット>

・楽天ポイントがたまる

・商品数やサービスすが充実している

・年に2回ほど大きなセミナーを開催している

・ユーチューブやトウシルなどで、投資情報の発信に力を入れている

・楽天銀行との連携がしやすい



<デメリット>

・制度の改悪によって楽天ポイントがたまりにくくなってきている

・SBI証券と同じぐらいサービスが充実していて、必ずおすすめ証券会社のトップ3に入るのですが、楽天ポイント以外に突き抜けた特徴が見当たらない。







マネックス証券


日本株が主流の頃は、ほとんど活用してなかったのですが、米国株に投資するようになってから、利用機会が一気に増えました。


SBI証券や楽天証券よりは、規模が小さいように感じますが、個人的にはちょうどよい感じ

です。


情報量が多すぎると、逆にどこに何があるかわからなくなるので。


また、顧客とのコミュニケーションを大事にしていることがよくわかります。


セミナーを日本中で積極的に行い、ユーチューブにCEOや社長も出ていますので、信頼感があると感じています。



<メリット>

・米国株の取り引きツールが使いやすい

・顧客とのコミュニケーションに積極的

・CEOや社長が顧客の不満や要望を直接聞き、商品の不明点なども説明してくれる



<デメリット>

・グループの銀行とかはない(特に困りませんが)

・暗号資産にも力を入れているので経営面が気になる(個人的に暗号資産が信用できないので)

・マネックス自身の株価がさえない







auカブドットコム証券


口座は持っていますが、ほとんど使っていません。


4大ネット証券の1つなので、安心できる証券会社だとは思います。


三菱UFJの時使っていたのですが、auの名前がついてからはログインしていません。


取り引き画面がとても古臭くて使いにくく感じたことを覚えています。


セミナーなどの情報収集のために活用していました。







岡三オンライン証券


米国株取り引きをメインにするようになってから使っていません。


手数料がかなり安い証券会社というイメージがありましたが、SBI証券がさらに下げてきたのでメリットを感じなくなりました。







外為ドットコム


一時期、FXで勝てる方法が無いか試してみるために口座を開きました。


結論的には、ずっと為替市場を見てられる人じゃないと勝てないと感じました。


レバレッジ1倍で、ほぼ外貨預金のように使っていました。


気軽に、多くの国の通貨を持てるので、外貨預金したい方には良いかもしれません。


NISA口座も無いので、資産運用初心者には、おすすめしません。







証券会社選びに時間をかけない


手数料もほぼ横並びになってきているので、それほど証券会社選びに悩まなくて良いと思います。


口座開設が遅れれば遅れるほど、スタートが遅くなります。



絶対的な安心感をもとめるのであれば、SBI証券がおすすめです。


楽天ポイント貯めてるというのであれば、楽天証券です。


ちょっと人とは違う道を選んでみたい、米国株に最初から挑戦していきたいというのであれば、マネックス証券です。



いきなり米国株から始めようという方は、VTやVTIなどのETFから始めてください。



正直、最近は、米国株投資は、投資信託でも十分かなと思うようになっています。


だから、SBI証券でも、楽天証券でも、投資信託で米国投資はできるので、初心者の方にはおすすめかなと思います。




また、外国への投資は、為替リスクをある程度理解した上でチャレンジしてください。


まずは、証券会社の口座を開設してみましょう。


その時、NISA口座の開設も忘れずに。



次回は、「初心者でもわかる投資商品の種類と選び方」について書きます。




第1回:投資を始めるタイミングによって得られるメリットとは
第2回:投資を始める前に押さえておきたい心構え
第3回:投資で失敗しないためにやってはいけないこと
第4回:初心者向けのシンプルな投資方法
第5回:投資初心者のための投資商品の選び方
第6回:投資初心者におすすめの証券会社の選び方
第7回:初心者でもわかる投資商品の種類と選び方
第8回:投資初心者が知っておくべき基礎用語
第9回:資産形成のための収支管理術
第10回:初心者のための投資情報の入手方法

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