投資信託を探すツールの使い方(マネックス証券編)

 


証券会社のホームページには、いろいろな便利ツールがあります。


今回は、マネックス証券で投資信託を検索する方法を紹介します。


どこの証券会社でも、検索で指定する条件はほとんど同じです。


投資信託を探す方法に慣れるようにしましょう。








投資信託サーチ


マネックス証券には、投資信託サーチというページがあります。

下記URLにアクセスしてください。


https://fund.monex.co.jp/search







検索条件設定


初心者の方が、投資信託を探すときのおすすめ条件設定について紹介します。


マネックス証券の場合で、お伝えします。




下記の項目以外、あまり気にしなくていいです。







ファンドタイプ

何に投資するかの項目になります。


まず、発生商品型(ブル・ベア型)は、リスクが高いので除外しましょう。


債権型はリスクが低いですが、リターンも小さくなりがちなので、私は選びません。


また、選ぶ際は、目的別に1つだけ選択し、何回かにわけて検索することをおすすめします。



・国際株式型

個人的には、これが一番リスクとリターンのバランスが良いと思います。

検索結果の中から、国別のリスクを検討の上、全世界、米国、インド、欧州などを選ぶと良いでしょう。



・国内株式型

日本株への投資は、安全なように見えて、以外にリスクは高いと感じています。

それは、人口が現象していくこと、結果的にGDPが低下していくことが予想されるからです。

国内株式型と国際株式型の複数の投資信託でリスク分散することをおすすめします。



・複合商品

国内外の株式や債権、REIT、コモディティなど、国だけでなくさまざまな商品に分散投資した投資信託です。

リスクは抑えられますが、リターンも抑えられる可能性があります。

株式は怖いと感じる方におすすめの投資信託になります。






分散回数

分散回数はあまり気にしなくて良いです。






特色で選ぶ

これも気にしなくて良いです。







為替ヘッジ

為替変動の影響を抑えたいかどうかによって選びます。

これから円高に向かうと思うと「為替ヘッジあり」、円安に向かうと思うと「為替ヘッジなし」を選択すると良いでしょう。

個人的には、「国力=通貨の強さ」であるとするなら、円安に向かうと感じています。






つみたて

積み立て用の投資信託を検索したい場合はチェックを入れます。





NISA

NISA口座対応の投資信託を検索したい場合はチェックを入れます。







検索条件設定(詳細)


記載しない項目は無視してください。










投資対象地域

上に記述した、ファンドタイプの内容と同じです。






信託財産留保額

投資信託を売却するときにかかる費用と考えてください。

あまり気にしたことはありませんが、「なし」の方がいいでしょう。






純資産総額

大きいほど人気のある投資信託となります。

小さい投資信託は、期限を待たずに解散するリスクがあります。

人気がある投資信託、みんなが良いと思っている投資信託なので、比較的安心して購入できると思います。






直近1年の分配金合計

再投資して、複利効果を得たいのであれば、分配金は無い方がおすすめです。

分配金が発生する=税金が発生するするからです。


NISA口座の場合、税金は発生しませんが、上限金額いっぱいに投資していた場合、再投資は特定口座で行わなければなりません。


再投資分の利益に税金が発生することになります。

分配金がない投資信託は、内部で再投資を行ってくれています。







結果一覧の見方


検索結果で主に見る項目は、「ファンド名」「申込手数料」「信託報酬」「純資産総額」です。






まずは、「申込手数料」「信託報酬」を昇順(小さいものから順)に並び替えましょう。


「ファンド名」から、ファンドタイプを確認します。


同じファンドタイプの中から、「申込手数料」「信託報酬」の低いものを選びます。


差がほとんど無い投資信託が見つかった場合は、「純資産総額」が大きい方を選びましょう。


検索を繰り返し、「商品分散」「地域分散」で、ご自身にあった投資信託のポートフォリをを作りましょう。


全世界株式、先進国株式、日本株式、国内REIT、国際REIT、新興国株式などから、5つ以上に分散すると良いかもしれません。







まずは少額から

投資信託は、○円分購入といったように、金額指定ができます。


そのため、価格が上がりすぎて購入できないということがありません。


投資初心者の方には、それでも怖いかもしれません。


実際、短期的には、マイナスになることはよくあります。


そこで、少額からでもはじめられるので、「検索して、選択して、購入」といったところまでチャレンジしてみてはどうでしょうか。



実際に購入する画面については、また次の記事で説明します。


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