「みんなで大家さん」から学ぶ!投資詐欺に騙されないための5つのポイント



 最近話題となっている不動産投資商品「みんなで大家さん」。

一見魅力的な利回りをうたっていたこの商品が、分配金の停止や返金遅延などの問題を起こし、多くの出資者が不安に陥っています。


投資信託でも、無茶な選択をしなければ、十分なリターンを狙えます。

それなのに、あえてリスクの高い投資に手を出すのはどうしてなのでしょうか。



📉「みんなで大家さん」って何が問題だったの?

  • 高利回り(年6%など)をうたって出資を募る
  • 実態は新規出資金を既存出資者への分配に充てる「タコ足配当」疑惑
  • 分配金の突然の停止、解約返金の遅延
  • 行政処分(業務停止命令)を受ける事態に

このような事例は、投資詐欺の典型的な構造を持っていることが多く、注意が必要です。



✅ 投資詐欺に騙されないための5つのチェックポイント

1. 📜「契約書・仕組み」を理解しているか?

投資商品は必ず契約書やパンフレットを読み込みましょう。「元本保証」「絶対儲かる」などの文言があれば要注意!

2. 💰「利回りが高すぎないか?」

年5〜10%以上の利回りをうたう商品は、リスクが高いか、仕組みに無理がある可能性があります。

3. 🏢「運営会社の財務状況・実績」を確認

会社の自己資本比率や過去の行政処分歴などを調べましょう。ネット検索や官報も有効です。

4. 🗣️「口コミや評判」をチェック

SNSや掲示板で実際の出資者の声を確認。良い話ばかりなら逆に疑ってみることも大切です。

5. 👨‍⚖️「第三者の意見」を聞く

不安がある場合は、金融庁・消費生活センター・弁護士などに相談しましょう。無料相談窓口もあります。




🧠 最後に:投資は「リスクとリターンを理解してから」

「みんながやってるから」「有名人が紹介していたから」ではなく、自分自身が一番安心できることが重要です。

投資は自己責任です。

誰も損をする目的で投資する人はいません。

損をしたとき、本当に納得できますか?

投資でだまされた人が、よくテレビで「お金を返してほしい」「怒りが収まらない」など言っていますが、「どうしてそんなところに投資したの?」と思います。

「まさか、だまされると思わなかった」など意見があるかもしれません。

それも、「どうしてだまされると思わなかったの?」「どうしてREITじゃだめだったの?」

リターンが大きい商品はリスクが高い商品です。

リスクが高い商品は極力、法律のルールに則ってる可能性の高い大手証券会社を通じて購入する方が、さらなるリスクを増やさずにすみます。

だまされたら、お金が返ってこないばかりか、本来得られるはずだった利回りも得られません。

まだ銀行預金の方がマシだったということになります。

投資の初心者は、大手証券会社を通じて投資を始めましょう。

そして、まずはリスクとリターンの関係を体験を通して学んでください。


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